
セル原画が最初に発売されました1940年当時は、それほど価値があるものという認識はなかったようで、多くの作品が1ドルや10ドルで販売されていましたが、それでも【白雪姫】のオリジナルバック付の作品に1940年当時としては破格の300ドルという価格がつけられていた作品もあります。
殆どのセル原画がいわば映画制作後の<使い残し>として扱われた為に、まともな扱いをされなった例が多く、このため完璧な状態として残っています作品は非常に少なくなっているのです。
さらにセルが制作された当時、セルを重ねて保存しておきますと自然発火するという事件が多発したこともあり保存することが禁じられ、多くのセルは破棄されたのです。
ディズニー映画で代表作とも言えます【白雪姫】は、180万枚以上のセルが描かれましたが、そのうち外部に販売されました作品は8136枚しかありません。
<販売内訳>
150枚の背景画
206枚のストーリーボード
500枚のドローイング
8136枚のセル原画
そして発売後60年以上たった今、どのような状態でも現存数はいまや1000枚もないと推計されているのです。
セルは非常にもろい為に多くが破損し捨てられた為、今では世界中のコレクターが『欲しい』と思いましても非常に難しくなってきているのです。世界中のコレクター・資産家が、価格の安い今のうちに1枚そして1枚とコレクション用に購入していますが、仮に1人が5枚購入してしまえば、200人しか購入が出来ないことになります。 買いたくても買えない存在になれば、価格はあってないような状況になるでしょう。
一部では最も価値のある<キーマスターバックグラウンド作品>は、いずれ100万ドルを超え、最もイメージの良い【白雪姫】、【ピノキオ】、【バンビ】の中から、ルノワール・セザンヌ並の数十億円という価値がつけられても何ら不思議ではないといわれています。
誰でも買える作品から誰でも見ることさえも叶わない作品に変わる日も近いと思います。
そのときには、価格は今の数倍から数十倍となりましても、何ら不思議ではありません。
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